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市立伊丹病院への行政視察報告 2011年12月14日

市立伊丹病院への行政視察報告

日時:2011年12月14日14時~17時

報告:民主市民クラブ議員団
        (文責:津田加代子)


目的1)公立病院として、同じかと思われる
医師確保について・医師の給与について・赤字決算から黒字に転化し ていく過程について
  
2)院内に設置されているコンビニについて
  
3)今後の病院経営に関して   等々

頂いた資料
1)平成22年度決算報告書

2)市立伊丹病院改革プラン(平成21年度~平成23年度)

3)改革プランによりこれまで取り組んできた項目

4)あなたは「かかりつけ医」を持っていますか? 広報プリント

5)市立伊丹病院診療科のご案内


報告
1)2)4)について
  ①9年ぶりの黒字決算(2億8872万9000円)となった。 
    平成18年赤字決算で、長期の借り入れを行った。この時期の長期借入ができたことが今黒字になった大きな要因である。
  ②28億円市から借り入れており、毎年2.4億づつ返済。
③薬品費の抑制・・・・・5社から2社にし、低廉価格で納入
  ④平成18年には、消化器内科の医師が全員撤退したこともあった。今日ま
での間には、退職医師も出てきているが、入局医師の確保は常に続けてお
り、維持できている。
 

医師確保は、自明の理で120人体制でのぞもうとしているが、平成22年度医師は、109人である。医師の意欲を促せるには、医療の充実であって、どの医師も「仕事をしたい」と思っているので、その環境を整えることが最優先。今医局棟の建設の工事中である。医師の活用する図書館の充実と休息の場の確保を考えている公立病院の医師としての給与の制限があるものの、その額を補いという発想ではなく、勉強できる環境の充実、そしてやる気を引き出したい。  

⑤手術数
    平成21年度 外科     856人→平成22年度890人
    平成21年度 泌尿器科   270人→平成22年度389人
平成21年度 人工関節手術 227人→平成22年度325人
  
⑥新入院患者数 
     平成21年度 7261人→平成22年度 7626人
  
⑦紹介患者数
     平成21年度 56.3% →平成22年度 61.2%
  
⑧年間患者数
     入院 平成21年度103630人 →平成22年度 107136人    
    外来 平成21年度208606人 →平成22年度 197617人
  
⑨急性期医療に特化しようという院長の思いがあり、「かかりつけ医」を持とうと浸透させている。
  
⑩病院経営は、市からの補助がなくてはやっていけない状況である。
また診療では赤字になるような報酬の取り方になっている。



3)について
  ①収益構造の改善
1、兵庫県指定がん診療連携拠点病院承認
・・・・・この申請にかけてチーム編成を試み、企画を計画実施することへ実力が付く結果となった。
2、救急医療の強化・・・・「断ない」を原則に取り組んでいる。

3、地域医療機関との連携強化・・・・申請承認要件の60%達成。

4、医療制度改革対応…国基準に合わせていく方式を取った。
5、手術室の強化・・・・・キット化を取り入れ、看護師の手術準備の手間が省けている。
  ②医業費用に対する取り組み
     診療コンサルを入れると、購入価格が下がってもコンサル料が必要
     となり結果経費がかかるので、委託契約を結んだ。
  ③医師を含む医療従事者確保の取り組み
     病院事業管理者が中心となり関係大学などに積極的に活動している。
     医師勤務環境の整備。…・医師事務補助を補う医療秘書の強化・院
を見つけ実践したいと整備・夜間託児、病児託児実施。研修プログラムの充実・
     事務局の強化。
    看護師確保については、7.3%で、改善してはいるが、離職防止のため
    に、離職防止のためのメンタルヘルス対策・臨床心理士によるカウン
    セリングを実施。

     医療環境の変化に対応できる組織作りが必要。職員が自ら考え行動
    できる組織を目指す。
  
④医療職の専門性の向上
     学会費の公費負担
  ⑤地域の医療従事者への支援と市民への啓発活動
  ⑥アメニティー
   正面玄関の照度とローソンの誘致。7時から夜間0時半まで終日の営業。
   これには、以前行政視察をさせていただき、注目をしてきたが、玄関の照度を高めるための試みであったかと今更ながらに思えた。
    病院の販売店にはこれまで福祉的な視点からの営業があったかと思うが、24時間終日営業で臨むことなどを優先にしての方向性であったと感じました。 
  

⑦ボランティア
  
⑧ベンチマーク



感想
 
・行政視察に伺うとやはり自信を持って報告していただける、当たり前なのかもしれないが、これまでの取り組みを自負し公開していただけることに倣っていくしかない。
 
・しかしこうまで取り組みをし続けても、医師確保には今も十分な人と時間を確保しておられているということは、我が市立川西病院においての動きも、いったん医師確保できたから終わりではない動きが入用であるが、いまだマイナス数であるので、一気の大きく変わり得る策が入用ではないかと。
 
・『医師は仕事をしたいと思っている人たちです。』言葉を締めくくられた伊丹の病院関係者には、行き着くところはそこでしたよというメッセージであって、単に給与とか、便利だとかではない価値を持っていることを認めながら、揺れないで進むという価値観の共有ができていると察する。その通りだと認識する。
学校でも然りであるが、困難校に行かない人が多く集まらないのではなくて、集まろうとする教員仲間の意識組織が必要であることではないのか。
仕事に就いたものは、『やりがい』を見つけて、実践したいと思っているものだ。
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