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大阪市立小中学校一貫教育についての行政視察 

大阪市立小中学校一貫教育についての行政視察 
     【 やたなか小中一貫校 訪問記】                          川西市議会 連合市民クラブ
                                                      安田 忠司
                                                      岡 留美
                                                      津田 加代子(文責)
≪事前にお願いをした内容について≫
 2015年、新年度早々、お忙しくされていると感じております時期ですのに、行政視察のお願いをさせていただきましたところ、有難く、この日に許可いただきましたこと、ありがたくお礼を申し上げます。さて以下のような内容で、ご説明していただきますれば有難いと考え、質問を出させていただきました。何しろ、川西市においては、小中一貫というよりは、小中連携と称して進めている渦中です。貴校の実践を聞かせていただき、川西でも取り入れることのできる『先進校実践』を学ばせていただきたく存じます。どうかよろしくお願い申し上げます。

質問事項
1、「一貫」と「連携」の進みだす視点の違いについて
  川西市においては、小中一貫というより、小中連携で、小中学校に対する施策 
  を行っております。貴校でのメリットやデメリット、小中連携を行っておられました
  らそれとの差を教えて下さい。

2、募集について
〇「施設一体型の小中一貫校として開校する場合、児童生徒の全市募集を行う。」とありましたが、この学校での募集方法はどのようなやり方ですか?
〇仮に、全市からの募集があった場合、校区の考え方はどのようになるのでしょうか?
  ○申し込みを行わなかった場合、どの小学校に行くことになるのですか?

3、小中一貫校に向けての教育委員会及び学校での準備について

4、貴校のカリキュラムと教職員の配置や人事異動について(ご苦労など)

5、今後の大阪市の教育の方向について
○小中一貫校にすべてなっていく途上にあるのか。その計画について
○すべての学校を小中一貫校としていくのか?
〇公の教育として、各校に特色を持たせることの考え方について。また各校に特色を持たせ、それを紹介しての募集となっていくのか?
                                      以上
≪視察内容について≫
1、 DVDでやたなか小中一貫校の説明を受ける。あまりに説明がスムーズでよくわかったことで、川西市教育委員会にも紹介したいと思い、このDVDを市教委に届けたいことを伝え、送っていただけることになりました。数日後、教頭先生から、お届けいただきました。有難く感謝しております。

2、 大阪市教委からは、4名、貴校からも4名(校長・副校長・教頭2)、我が会派から3名での視察・会合でした。(別添)

3、 『小・中学校文化の違い』この言葉の持つ意味
何となく感じてきていたこと、それをあえて言葉で伝えられると納得してしまう今。其れがゆえに一貫、連携の必要性なのか?問われているのではないか。会えて一貫にしなくともメリット・デメリットと捉えれば、解決できうることなのではないか。施設型の一貫校に、川西市が挑む必要性はあるのか?新施設にしてこそではないのか。そうできない財源の中、川西市においては、『連携』を丁寧にまずは,抑えていただきたいと感じるものでした。

4、 なぜ大阪のこの地を選んで、視察をお願いしたのか?大阪市の解放教育の中心を担ってこられたこの小・中学校を知っている者として、それがどう展開しているのかを知りたいと思った。行ってみてよく理解できた。発達障がいの子どもへの視点など人権教育として生かされてきている。また学校の特色という点では、その視点が特色として謳われている。継続できているのだ。

5、 小中学校の統廃合を実施。平成26年度は、7校統合。耐震化補強で食堂、ランチルームも設置、エアコン(小:H26からスタート、あと2年かけて全校実施となる。中:すべて完了)、エレベーター(小:ほとんどある。中:平成26年度までで完了)小・中一貫としたことで、校長1、副校長1(行政職の人がなっていく。)教頭2(小・中に1という意味))の配置。(2年間の検証の後、20数校に既に。)・・・・大阪市内の人口密度から来ている解決策であったのだろうかと。

6、 やたなか小中一貫校の特色
9年間を見通した「生きる力」の育成
  豊かな心・・・人権教育・心の醸成と集団作り/確かな学力・・・言語力の育成・9年間の外国語活動・NIE実践/健やかな体・・・体力向上プラン
其れを生み出すベースとなるのは、【特別支援教育の充実←ICTの活用】

7、 大阪市の小・中一貫校は、平成24年やたなか、H26年むくのき、H27年いまみやと3校。平成23年度からアクションプランを立ち上げて実施。H26年には、学校選択制を取り入れて、校区を区ごとに決めつつも選択を可能に。

8、 矢田小学校・矢田南中学校を一貫校としたが、矢田南中学校校舎を活用。階段の段差や校舎の窓の開けしめなど、小・中での安全策などの違いについての配慮を行っていた。矢田小学校は特別支援学校となった。

9、 こうして新規の取り組みについて、ITC化等についての予算獲得はさすが。ICT機材については、小3以上は一人ずつ持っている。こどもらの将来を見据えると当たり前感があるが、教員にはストレスとなっていることも。

10、 大阪市で小中一貫になっていない他の学校については、
小299校、中131校で計425校あるが、5小・1中の連携であったり、1小・1中の連携であったりと目指す子ども像の共有を行っている。また小・中の教員兼務発令も行ってきている。中から小学校へはあるが、小から中学校へはあるのか?

11、中学校給食については、H27年秋から、自校炊飯を実施。(小ではすでに実施)

12、とにかく校舎に余裕がある。靴箱を設置する空間がなく、廊下は下足、教室は上履きといった川西では考えられない選択に。教室前廊下に靴置き場があった。川西の学校の廊下と違って幅があるうえに、物を置いていない。どこにおいているのか、個人持ち道具類が少ないのか。

13、幼稚園については、民営化。10数園が廃園に(60園から40園に。)障がい児の受け入れも行っている。

14、「小中一貫した教育」という手法を用いて、子どもたちの“ええとこ”伸ばしていく。という限りにおいて、小学校・中学校は独自の文化を保有してきたということか。お互いを知り、お互いを育み、お互いに確認をするその作業こそ大事である。と改めて述べておられました。そしてここで実践した内容・成果を、大阪全市の小中学校に広めることの使命感もある。

15川西市では今何をし、今からをどうつないでいくのか?と、いった教育の視点を、改めて確実に着実に公表していくことが必要であると感じます。その中で集団教育・・・仲間づくりをどうとらえてきているのかも大事であると感じ、問いかけることにしたいと思いました。川西市の連携については、①中学校校区でといつも行われてきていますが、重点課題はなんとするのか、先ずは大事な方向性をしっかり議論していくことであると。②9年間見通した学習規律の目標設定について、(小学校に於いては、担任によって変わっている実態)③学習内容の系統性、④合同での公務分掌の立ち上げ等々今後の課題満載である。その為の議論を現場と組んで行うという仕組みづくりが必要である。教育委員会内での議論をいくら積んでも現場の考え方との違いが起こってはできることもできなくなる。これまでの教育実践の重要性を見つめながら、新たな課題解決に向かっていく力合わせを行わない限り、絵に描いた餅もいいところだ。現場主義を貫いていただきたい。と川西市教委にも期待しています。


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